『夫婦出版対決!』
他の方も書いていますが、この本は藤原秀行氏の著書『野垂れ死に』と
セットで読むと、面白さが倍増します。かぶるエピソードが多いので
二冊目の内容に目新しさを感じなくなる恐れ?は難かもしれませんが、
夫婦それぞれにインタビューして二冊に仕上げたライターが居るのでは?
と邪推したくなるくらい、双方の心境が対照的な文体で綴られていて
飽きさせません。あなたが男か女か、またこの二冊のどちらを先に
読んだかで、印象は変わるかもしれません・・・が、とにかくモトさんは凄い。
希代の碁打ちとして、秀行氏が引退後も囲碁界の長老として健在なのは、
彼女の功績と言っても過言ではありません。
『野垂れ死に』を未読でも、おんなの半世紀として読めば「おしん」以上の
苦難の連続。自分の悩みなぞちっぽけなものに思えること、請け合いです。
「事実は小説よりも奇なり」主婦の鑑(かがみ)、モトさんに乾杯!