『歴代内閣の懐刀とその側近』
平成の日本の首相12人(竹下氏から小泉氏まで)の政治活動の裏で、後藤田氏とその命を受けた作者がどのように彼らの活動に携わっていたかを描いたものである。
面白いところは首相の人間性が垣間見えるところ、と作者や後藤田氏がそれらの首相に対する得手不得手(もしくは好き嫌い)がよく感じ取れる事である。
小泉首相の誕生から政党政治は非常に変わってきた。
昔はこういった陰で支える人たち、信頼できる人がたくさんいたのに、今はこのように陰に撤して、首相を支えようとするきわめて優秀な人がいなくなってしまった事を痛感する。
平成の政治史を理解するのに役立つ一冊ではあるが、色々と差し障りがあるのか本当はもっと内容の深い一冊にできるのに、非常に表面的になっているのが残念。