『清水の舞台からダイブせよ!』
高いなぁ?、と購入をためらっている写真を愛するあなた。
発売時の何倍もの値段になることを考えると、これは買いだと思う。
さて、この本、寝る前の慰みになんぞハナっからならない。鑑賞するのであればそれなりに体調を整えてみることが必要だ。
まず、この本をエイ、ヤっ!っと持ち上げるだけでも一苦労。そしてページを繰ると、今度は心と脳みそをぐちゃぐちゃに刺激される。
しかし、フォトジャーナリズムの、現在の世界最高集団である彼らの写真をこれだけのサイズで見られるのは僥倖としか言いようがない。
この写真集を見ると「レンズの歪曲周差が」「デジタルかアナログか?」なんて議論が陳腐に思える。要は「どこか、事件のある場所に行ってシャッターを押すこと」それ以外、写真家に必要なことなんかない、と思えることが、一番のメリットかもしれない。