『コントの達人が語る半生記』志村けんが、その半生を自分の言葉で親しみやすく語った一冊。生き残り競争が厳しく、一見してふざけたイメージとは裏腹に高度な知力と体力が要求される実力主義である「お笑い」の世界に、独自のポリシーを持ちつつ人生を賭けて取り組み、一つの道を究めた者の言葉には重みがあり、仕事に対するひたむきな姿勢には読む者もまた勇気付けられる。
多くの人にとってなじみ深い志村けんのコントについて、キャラクターのもとになった人物の由来などの裏話が知れるのもおもしろい。