『下手な葬儀のhow to本を読むなら、この一冊があればいい』
今、世の中に普及している多くの葬儀のhow to本。
けれど、そういった本は、まず葬儀を経験していなければ、何がなんだかわからない本が多い。葬儀とは何か、それに迷って手にしたはずなのに。
さらに迷路にはまり込むのが、文章下手の表現だ。そんな本ばかり、だと思っていた。
でも、この本は違った。
こういう状況もある、ああいう状況もある、そんな実例が、下手な修飾語を排除した分かりやすい表現で綴られていく。
不謹慎だが、面白い、そう単純に思った。
突然、我が身に降りかかった時、一体どうすればいいか?
それが、他人事ではなく、短編小説を読んでいるように、すっと身に入った、気がする。
読後、「そういう時が来ても、自分はそれほど動揺しないのではないか」、そう思えたから。
自分の、葬儀に関する知識を増やすことが、葬儀社のぼったくりを防ぐ唯一の手段。
きっと、そうなのだ。これまで、僕らはあまりに葬儀に関して知らなすぎた。
「不謹慎」という一言で、あまりにも考えなさすぎた。
これからは、他人任せは辞めよう。すべて自分自身の責任で。