『雪のような優しさが積もっていきます・・』
好きな映画です。深田恭子が無邪気で屈託のない天使をナチュラルに演じています。
台詞をなくしたことで空気感のある天使の存在が引き立っています。すごい使命がある訳でも
なくどこか小動物的で思いつきで行動しててとっても不思議な存在です。物語の中に登場する
人物と天使の関わり方がそれぞれ違っていて面白かった。天使が見えてしかも空を飛んじゃう
女の子もいれば、ただそばにいるだけで心が和んでいく姉妹とか・・見えなくてもどこか影響を
受けていく。
特に好きなのが「天使のキッス」。KISSをされた人は、病気が治ったりとか直接的に救われる
ことはなくて、気持ちの中にちょっと元気や優しさを注入するだけ。あとはゆっくり自分で気
がついて元気になっていく感じ。魔法使うみたいなスーパーな天使ではありません。
天使を見ることが出来ないいじめられっ子の女の子が「今日はとっても調子がよくて・・
周りから何を言われても平気って日がある・・きっと天使さんがそばにいてくれるんだよね」
という台詞が好きです。彼女が天使を見れない理由は見なくても感じることが出来るからなん
ですね、きっと。疲れた時にゆっくり観たい優しい映画でした。